よく、季節感のない服装だという批判があって、せっかく四季があるんだから服装も四季を意識しようよ、という言い分なのですが。私はこれが理解できなくて、服装がなんだろうと四季はやってくるし、Tシャツをきてようが冬は冬なんだ、と思っていました。
でも、東京に来てわかりました。東京には、季節ってないみたいです。暑いか、寒いかだけ。それすらも、空調のせいで曖昧になってしまっている。そりゃ春と秋で違う服装をしなきゃならんわけだなあと納得しました。春の匂いも、夏の匂いもしません。私がこっちに来たのは冬だけれど、まだ冬が続いているみたい。人の服装くらいでしか季節を感じられないようです。都会ってのは一度住んでみるべきですね。色んな発見があります。香水もアロマオイルも嫌いだったのだけど、必要性がよくよくわかりました。夏の匂いを、人工的に用意せねばならないようです。

やっぱりわたしには地方都市が向いてるなあ。
ちょっと行けば自然もあるし、街もある。そういうところ。