向上心の大切さについて

 すごい、すごい!これは世紀の大発見だよ。ノーベルでもフィールズでも、なんならクラフォード賞をあげちゃってもいいくらい。何にかというと、この間書いた「自分の嫌いなタイプの作品を読む」。これは画期的なアイデアだ。実践してみたところ、無気力状態から抜け出して、向上心が湧いてきた。現に、こうして文章と向き合っている。ただ私の場合は、嫌いなタイプではなく、劣等感を刺激されるタイプが当てはまると思う。本当に嫌いなものを見ると落ち込んでイライラして何もかも投げ出して現実逃避してしまう、ような気がする。
 言葉にしていなかっただけで無意識下で気付いて実践していたことでも、それを概念として抽出する行為はそれだけで価値がある。知らない人に伝えることが出来るし、何より楽しいから。忘れちゃいけないのは、いわゆる優秀な人はきっと無自覚でこれら多くのことを駆使し生活に役立てているんだということ。無駄なことは考えないで。

 まとめブログを見ていたとき、何かの件で「言い方が悪いけど、自分より少し頭の悪い奴といると落ち着く」みたいなレスがあって、私は全く逆だなと思った。自分より少し、頭が良いというか人間が出来てる人といると落ち着く。つまり、それぞれ役割があるんだ。無理して別の枠にはまろうとした人がキョロ充になってしまうのではないだろうか。

 絵を描くことが好きで、上手くなりたくてお絵かき教室なるものに行っているのだが、出席率も低いし遅刻しちゃうしでモチベーションが上がらなくて、結局3月でやめることにした。来年から忙しくなってもっと行けなくなるだろうことが一番の要因。しかし、わざわざ習う意味なくね、と思ってしまっていることも原因にある。上手い人の絵を見て描き方をみて勉強したいと思っていたのに、正直生徒たちはあまり絵がうまくない。私よりは上手いかもしれないけど、私はもっと上手い人を見てみたい。先生はうまいのだけど、描かれてないから意味がない。私が描いた絵の悪いところを言ってくれるのは助かるし、その点は心から感謝している。それと、何某さんと良い雰囲気だったように思うので、もし発展したい気持ちが両者にあるなら全力で応援する。お似合いだと思うよ、ニッコリ。