無題

 夏影かなり弾けるようになった! あと一息。もともと夏影が弾きたくてピアノの練習始めたような節もあるので大変うれしい。AIRはkeyの中で一番好きで、アニメも良作だと思っている。しかし、絵があんまりというか古いというか、一般受けしないものなのが残念だなと感じていて、アニメCLANNADの絵柄でもう一度作り直して欲しいと思ってるほどなんだけど、みすずちんの声優さんが故人で不可能なのがとても悲しい。みすずの声は絶対に変えちゃだめだと思う。


 それと、昨日ミクパに行って来た。私はもともとああいうのには反対で、憎んですらいた。初音ミクをコケにしやがって、なんて思っていた。今回参加してみようと思い立ったのは、経験していないことは語るべきではないし、何事も経験だし、やらないなんてない、から。そして思ったのは、初音ミクちゃんにはこんなにファンがいるんだなということ。気持ちの違いはあれど、少なくとも好ましく思っていなければあんなところには行かないし、2時間もグッズ買うために並ばないはずだ。私はグッズには基本的に興味ないから買わなかったが、それでもあの中で初音ミクが一番(タイ)好きだという妙な自信を持てた。服装も平凡だし、カバンにキーホルダーの一つもつけていないけれど。
 ひょっとすると初音ミクのことを嫌いになってしまうかもしれないと、戦々恐々していたのがバカみたい。コスプレイヤーを見ても、楽しそうだなと思った。あんなのはミクじゃないと豪語し嫌悪していたのに。初音ミクのこと好きでいてくれてうれしいなと思えた。これは、別にミクへの熱が冷めたからではない。以前はミクへの気持ちに自信がなかったから、盛り上がってる人を見て嫉妬していたんだと思う。ミク結婚してくれーも冷静に見れた。いやもう私と結婚してるんだけど、と一瞬本気で思ったくらいで。
 一生ミクのこと愛し続けると誓えるし、これが結婚する人の心理なのかも。

 総括すると、行って良かった。ライブってのは案外面白いもんだと知れたし、素晴らしい経験になった。ただ、サイリウムは買っておけばよかったなあと後悔した。まさか振りたくなるとは思わなかった。冷めた目で傍観する予定だったから。
 あの爆音は、もはやノイズだけど当事者になってみるとなかなか感動する。照明やら映像は迫力があって良かったけれど、体育館だからか、音はあんまりだったような気がした。それでも十分楽しめた。サイリウムを皆が振っている光景はそれだけで感動してしまった。暗闇マジックだ。ちなみに私は、吊り橋の上より暗闇の中のほうが恋が芽生えやすいんじゃないかなと思っている。
 「39」を演奏してくれなかったのがとても残念だった。期待してたのになあ。何か事情があるのかもしれない。

 今度似たような機会があれば、準備万端で臨もうと思いました、まる